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【居心地の悪い世界】コンテンツラボニュースレター | Contents Lab
2012-02-14
こんにちは。河野です。
「起業したいんだけど・・・」
起業したい人の悩みはつきません。
僕は起業前の方からもご相談を受けることが多いのですが、
「起業したいんだけど・・・」の先は、
だいたいこういう言葉が続きます。
「何からはじめればいいのか、、、」
「この商品でいいのか確信がもてない、、、」
「いいビジネスモデルがなくて、、、」
「なかなか勇気が出ない、、、、」
でも、いろいろお話を聞いていると、
結局最後はひとつの原因にいきついているような気がするんですね。
それは
「確証のないことをするのが怖い。」
「保障のない世界で生きるのが怖い。」
こんな感じじゃないかと。
つまるところ、
・勇気がでない。
そういうことじゃないかと。
僕自身がそうでした。
ということで今日は、
起業したいけどなんか一歩が踏み出せないという時の、
僕なりのアドバイスをお話したいなと思います。
■知らない世界はとっても怖い
そもそも人間、自分の知らないことをするのは
ものすごく怖く感じるようにできています。
・やったことがないことをする
・会ったことがない人に会う
・行ったことがない国へ行く
どれも、逆に「ワクワクする」って人は、
少数派じゃないでしょうか。
だからこそ、
どんな国かガイドブックで調べまくったり、
どんな人がブログを読み漁ったり、写真を見たりして
ある程度どんな風になるかをシュミレーションしておくわけです。
起業もこれとまったく同じ心理だと思うんですよね。
とにかく、
どれくらい儲かって、どれくらい大変で、
どれくらい自分には才能があるのか、
どれくらいリスクがあるかなんてことが
把握できないと怖くてしょうがない。
なので「なかなかいいビジネスがなくて・・・」
みたいな言葉に置き換わるんじゃないかと思います。
もちろん、
「いや、それはこういう風になりそうなんで、
うまくいかないと思うんですよね。」
とか、
「いや、それ、ある本にこう書いてあったんで、
駄目だと思うんです。」
とか、
「いや、それは自分がやりたいことじゃありませんから、
駄目だと思うんです。」
とか、
「怖いとかそんな抽象的な話じゃなくて、客観的に分析して、
うまくいかない気がするアイデアだからです。」
という考えもあると思います。
でも、結局は「怖い」ってことなんですよ。たぶん。
本や人の話を聞けばいくらでも、
「知った」気にはなれますし、
「わかっている」感覚をもてます。
でも所詮は空想。
"やってもいないのに"わかるわけがないんです。
実は昔の僕がそうでした。
とにかく怖がっていました。
とにかく知ったかぶりをしていました。
サラリーマンの頃、転職を5回していますが、
最初の転職前は自分は仕事は会社について何でも知っていて、
どこでも通用するスキルがあると思い込んでいました。
これは完全に知ったかぶりです。(笑
でも心のどこかでは、他で通用しないんじゃないかという
恐怖があるわけです。
いくら今いる会社のことを偉そうに文句を言っていても、
そこにいるほうが心地いいんですよね。
「俺は仕事ができる。(と思い込んでいる。)周りの上司や同僚もレベルが低い。
俺に好きにやらせればもっと成果を出せる。(と思い込んでいる。)」
こんな感じです。
起業する時もですね。
「俺は仕事ができる。(と思い込んでいる。)
付き合いのある経営者を見ていても、
俺の方がビジネスに詳しいからもっと成果を出せる。(と思い込んでいる。)」
「でもビジネスモデルだよなー・・・
あれは駄目、これはいまさら。これは先にやっている奴がいた・・・
スマートに収益がでる確証が持てたらすぐ起業しよう・・・」
こんな感じです。
先に言った、
未知のものに飛び込む怖さをストレートに怖いと
思うのはわかりやすいと思うんですが、
僕のように、
知った風な気になって行動しない場合の心理は、
ちょっと複雑です。
未知のものに飛び込む怖さは自覚しているんです。
でも、自分を過大評価しているので、
通用しない、失敗してしまうかもしれないとうことを
プライドが許さない部分があるんじゃないかと。
振り返ると滑稽なプライドですが、
当時の本人は大真面目です。
「俺はぜんぜん怖くないし、できるんだけど、
うまくいくアイデアが今は出ないだけ。」
「俺は本気出してないだけ」
自分で言っててかなりダサいんですが、
本当にそう思っていました。(笑)
このお話をするのにいい例があります。
マトリックスって映画は見たことがありますか?
1999年のハリウッド映画なんですが、
未来の世界は人口知能を持ったコンピュータに
人間は支配されていて、暗いカプセルの中に全員飼われています。
でも一人一人の首にはコンセントみたいなプラグが差し込んであって、
そのプラグが脳につながって、
普段は普通に会社に行って、家族がいてという具合にバーチャルにみんな生活している。
そういう世界間の映画です。
その中で、そのバーチャルな世界に気が付いて、
カプセルから逃げ出してぼろぼろになりながら
コンピュータと戦う一部の人たちが主役のストーリーなんですが、
その戦っているチームの中の一人が途中でこう言うシーンがあります。
「もうこんな場所には、いたくない!」
「まずい飯。汚い服。開放のための戦いなんでどうでもいい!
元のバーチャルな快適な世界に戻してくれ!」
つまり、本当の世界より、
バーチャルな世界のほうが居心地がいいので
実は家畜のように飼われているという事実には気がつかず
何も知らずに快適に暮らしていたいってことを、
訴えるシーンです。
僕はこのシーンにすごく影響をうけました。
なぜならサラリーマンの頃の僕がそこにいたからです。
「俺は本当はこんなもんじゃない。」
と首にプラグをはめたまま、知った風にしている。
で、プラグをはずしたら、
「もういやだ!こんなはずじゃなかった!」
と泣きが入っている。
そう見えたんですよね。
どっちがいいかということではないんです。
それは生き方の問題。
でも、「起業したいけど、いいビジネスがないだけ。」
みたいな人はおそらくマトリックスの彼。サラリーマンの僕と同じで、
結局プラグを抜く勇気がないだけかと。
で、僕はささやかな勇気を出したというか、
ただ単に思い切ったわけですが、
こればっかりは自分の中からひねりだすしかない気がします。
■勇気は自分の中から絞りだすもの。
「勇気なんてものは、人から与えてもらうもんじゃない。
自分の中からしぼりだすもんだ。」
「怖いと思うことと、そこから逃げ出すのはイコールじゃない。」
なんか上から目線の台詞ですが、僕が言っているんじゃないですよ?
これ僕が好きな格闘漫画「修羅の門」の1シーンです。
またまた漫画や映画の話で恐縮ですが、
実は僕いつも現実的なビジネスの話ばっかりしていますが、
結構漫画や映画に影響を受けていたりもします。
ビジネス上の偉人の言葉より、
しっくりくるので引用させていただきましたが、
まさにそのとおりかなと。
誰かがうまくいっているから、同じ商品を扱ってみたり、
儲かると保障してくれるから、お金を払ったり、
友達も参加するから交流会や勉強会に自分もついていったり、
誰かから勇気をもらうというのは違う気がします。
やっぱり自分でひねり出すしかないと思うんですよね。
僕は"今でも"勇気ある人じゃありません。
でも意識していることがあるんです。
それは、
小さいことでも、
小さい勇気を繰り返しひねりだすようにしよう。
ということです。
この場で、"勇気"なんていう大きなテーマを話している僕も
どうかと思いますが、
ことビジネスだけに特化した話をすれば、
小さいことの積み重ねでしかないと思うんです。
なので、ドーンと勇気を絞って一度きりの大きな決断をしろなんて
思っていなくて、
小さな勇気を出す癖をつけるといいかなと。
たとえば、起業したいなら。
・交流会とか勉強会に一人で参加してみる。
・影響を受けている人に一度メールしてみる。
会ってくださいと言ってみる。
・失敗すると恥をかくかもしれないけど、
知ったかぶりせず、自分ですぐできるビジネスを初めてみる。
・ちょっと高い書籍を購入してみる。
こういう小さい積み重ねじゃないかなと。
もちろんこういう行動をしたときは、
すごく居心地が悪いと思います。
失敗もするでしょう。
ちょっと恥じもかくかもしれません。
でも最初に居心地の悪い世界を体験しないことには、
新しいステージってないと思うんですよね。
いかがですか?
もし起業したいけど悶々としている場合、
「知った風な気になって、失敗しないよう自分を防御しない。」
「勇気を人から保障してもらって与えてもらおうとしない。」
僕はこの2つを気にしてきた気がします。
ちょっとでも気づきになっていれば
うれしいです。
以上
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
今日の感想、僕への個別の無料相談もお受けしています。
特にこれから起業したいけど紋々としている人の
相談も歓迎です。
これもひとつの「学び」になるんじゃないでしょうか?
このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
ぜひご連絡くださいね。
また次回お会いしましょう。
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ニュースレターの以前のバックナンバーはコチラから
<ポッドキャスト版>
<ニュースレター版>
過去3週のネタ
【起業時の間違ったお金の使い方】
【早起きは三文の得か?】
【ネットビジネスで文章を書きやすくする秘訣】
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【編集後記】
昨日の夜
仲間の大切さ
ってことについて考えていました。
僕は最初ビジネスを完全に一人で始めましたので、
共同経営をしてきたわけじゃありません。
でも"仲間"のおかげで
ここまでこれたんだろうなと思うことが多いです。
もちろん、途中から増えていった、
パートナーやスタッフの方は当たり前。
でも、ビジネスを一緒にすることがない
経営者、起業家にもすごく助けられています。
自分よりちょっと先を行っている人。
自分とまったく同じところをうろうろしている人。
それでいて波長がある人とは
たまに話をするだけで
刺激を受けます。俺もがんばろうと。
自分の話を参考になるといってくれる人。
それでいて波長がある人とは
自分の考えの整理をさせてもらえます。
俺もがんばろうと。
物質面じゃなくて精神面ですね。
僕自身もそういう効果をともて感じるので
毎月1回 世界各国の日本人クライアントさんを
集めて スカイプで 勉強会をしています。
これも僕にとっても大切な時間なんですが、
おそらく参加を毎回してくださる方も
そういう効果を感じてくれているんだろうなと。
今日のテーマじゃありませんが
最初は居心地が悪いこともあると思います。
でもその中で
ずっと付き合える仲間ができることもあるので
仲間を作ってもらえるような仕掛けは続けていきたいなと。
そう思って先週のポッドキャストの「プレゼント企画」のアンケートでも
勉強会と一方的な対談音声どっちがいいかとお聞きしたんですね。
アンケートは、
・起業したい人向けにシークレットで
僕と勉強会&相談会&交流会みたいなもの。
何も決めれない悶々としている人も大歓迎。
・起業家対談インタビューで面白い人との対談音声
どっちがいいですか?
ってものでした。
おかげさまでたくさんの方が
クリックで回答してくださったんですが、
実は・・・
実はですね・・・・・
・起業したい人向けにシークレットで
僕と勉強会&相談会&交流会。
何も決めれない悶々としている人も大歓迎みたいなものが
よいと思う方
・起業家対談インタビューで面白い人との対談音声がよいと思う方
見事に半半(笑
"どっちもやる。" とほとんど決めてはいるのですが、
ちょっと興味があるのでもうちょっと聞かせてください。
まだアンケートに答えてくれていな方。
どっちが興味あるか教えてもらえますか?
匿名でokです。
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<<プレゼント企画アンケート>>
・・起業したい人向けにシークレットで
僕と勉強会&相談会&交流会。
何も決めれない悶々としている人も大歓迎みたいなものが
よいと思う方はこれをクリック↓
クリックだけです。
・起業家対談インタビューで面白い人との対談音声がよいと思う方は
これをクリック↓
クリックだけです。
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